My Bucket List 海外旅行編
旅が好きだ。
家族や友人と知らない土地に行き、素晴らしい景色を眺めたり、予期せぬ出来事に遭遇するのはとても楽しく、刺激的だ。
あの時はこんなことがあったね、と後から思い出を肴にお酒を飲むのも好きだ。
何度同じ話をしていたとしても、旅の思い出について振り返る楽しさは色褪せない。
子供も生まれ、これからどれだけ旅に出られるのかはわからないけれど、一生のうちに行きたいと思っている場所をまとめておく。
1. スペイン
今、夫婦ともに一番行きたい場所。
サグラダ・ファミリアのあるバルセロナは勿論、アルハンブラ宮殿のグラナダ。珍しい「道」の世界遺産であるサンチャゴ・デ・コンポステーラにも訪れたい。マドリードのプラド美術館で、ベラスケスに圧倒されたい。
あとはバスク地方のサン・セバスチャンに行って、バルをハシゴしてベロベロになりたい。
2. エジプト
ピラミッドは必ず行きたい。子どもの頃から、世界不思議発見!でツタンカーメンの回は必ず見ていた。なぜ学生時代に行かなかったのだろうか。
世界遺産条約成立のきっかけにもなった、アブ・シンベル神殿の前で絶対に記念写真を撮りたい。
3. アメリカ
プライベートでは既に二回訪れているものの、やはりアメリカは広い。二回では全然足りず、まだ行けていない場所が沢山ある。
イエローストーン国立公園には絶対に訪れたい。色鮮やかなグランド・プリズマティック・スプリングをこの目で見たい。
時間とお金と体力が許すなら、ケルアックのようにアメリカ横断をしたい。
4. フランス
南仏のヴァンスにあるロザリオ礼拝堂。巨匠マチスが全ての装飾を手がけた場所で、冬の午前十一時が最も美しいと言われている。
ステンドグラスからの光で着色される聖ドミンゴの壁画を、のんびりと眺めたい。
5. 中国
夫婦ともに大好きな漫画『キングダム』の舞台である。
兵馬俑で始皇帝の自体を肌で感じ、夕暮れ時は渭水のそばで過ごしたい。
敦煌の莫高窟にも行きたい。高校の世界史で、授業中にウトウトし、石窟寺院をセックス寺院と聞き間違えたことを思い出して、クスクス笑いたい。
6. オーストラリア
小学生の時に使用していたジャポニカの漢字練習帳。その裏表紙にはウルルの写真が載っていた。
オーストラリアには幼い頃に家族旅行で訪れたが、ウルルには行けなかった。改めてオーストラリアに訪れることがあるなら、ウルルの写真を撮りたい。
7. インド
私はお腹が弱いので、インドに行く勇気が中々出なかった。今思うと、お腹を壊しても会社に迷惑のかからない学生時代に行っておくべきだった。
タージ・マハルを見ながら、建築されることのなかったシャー・ジャハーンの黒い墓標に思いをはせたい。
8. イラン
「イスファハーンは世界の半分」
その言葉を正に体現したかのような、イマーム広場。中東、特にイランやイラクの周辺は、安全面が怖いような気がするのだけれども、いつかは行きたい。
9. モロッコ
空港の名前がイブン・バットゥータ、それだけで何だか行ってみたい。
お土産にタジン鍋も買いたい。
10. トルコ
気球に乗って、カッパドキアを眺めたい。
アヤソフィアのモザイク画を見学したい。
とりあえず十箇所挙げたものの、他にも沢山行きたい場所がある。
また、今まで訪問した場所でも、もう一度行きたいところが沢山ある。
まずは頑張って働いて、お金を貯めよう。